馬堀海岸高潮対策工事(進捗状況・続き)

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平成15年4月3日撮影

海岸通りに隣接した空き地で波消しブロックが
  作るられていました。
                  

鉄製の型にコンクリートが流し込まれ、固まった後こうして長期間乾燥のため放置。
海岸側から見た様子
空き地に沢山のブロックが並んだ様は壮観である。


平成15年5月4日撮影

  2003年5月4日横須賀新港埠頭では
 折しも開国祭のイベントの一つとして
 帆船フェスティバルが行われていた。
 日本丸やロシア帆船パラダなどが
 停泊しており 、賑わっていた。


 会場の一角でこんな物を見つけた。まさに護岸工事で使われている、
 ケーソンだ! こんな所でひっそりと出番を待っている。
 完全に乾燥するまで待機しているのであろう。
 何か親しい友人に思いがけず出会ったような気分になった。


平成15年6月17日撮影

工事範囲が左右に拡大され、船で運ばれた岩石に
よる埋め立てが行われている。    
          
 

 大津側は端まで工事が
 進んできた。
 


 走水側
 こちらはまだまだ先が
 長い。




 古い波消しブロックが
 引き上げられていた


平成15年7月31日撮影


   新しく立った看板

    ゴミは相変わらず。

海側に新しい波消しブロッ
クが沈められる。
 

 地上から大型のクレーンが
 アシスト。クレーン車がよくも
 ひっくり返らないものと感心。
 


 数分間隔で到着するダンプ。
 岩石で、ケーソンの内側を埋め
 立てる。


平成15年11月21日撮影

いよいよ本格的なコンクリート工事が始まった。
遊歩道部分?          何だろう?
ワーッ!庭石みたいな立派な石が。
どうなるのか楽しみだ。       
 


平成16年4月30日撮影

ついにその姿を現した!                     
上下二段に分かれた遊歩道とその間を埋め尽くす石。  
完成予想図の構造がようやく見えてきた。          
一部は16年中にも一般に開放されると言う話しもある。

   歩道からの入口階段 上段遊歩道から下段遊歩道への階段

あの立派な庭石のような岩石は
ここに使われたんだ。
さてこのままでは危険だが、間を
どうやって埋めていくのか興味が
ある。やはりジャリで埋めるのだ
ろうか。


海側の手摺り部分
海水による腐食がもっとも気
になるところ。
詳しく材質は分からないが、鉄
製の本体がスチールワイヤで
結合されている。メンテナンス
を考慮し各セクション毎に
交換が可能になっている。


地表からの浸透により海水を
元に戻すというコンセプトなので
埋め立てのほとんどは岩石だ。
高潮時に越えた波はここから海に
戻る。

境界線の海底は浅い
潮位が上がると下段遊
歩道は水をかぶる?
下段遊歩道の内側にも
海水が見える。下で繋
がっている証拠。
各部分が溝や隙間で排
水しやすくなっている。




  歩道との境界部分
 ここは植え込み用の
 スペースと思われる

 この構造から行くと
 現在のアートペイントは
 さし当たり存続しそう
 である。



平成16年6月2日撮影

横須賀新港にあったコンクリート部品
新しい波消し
    これも波消し?
    初めて見た。

走水側も工事が進められているが、ダンプが
通りやすいように鉄板が敷かれた。


平成16年7月4日撮影

植え込みスペース
歩道との境界線の植え込み部分にいよいよ
土が入った。下部が赤土、上半分が黒土の
構成である。どんな木が植えられるのか楽し
みである。                     
業者組織図
建設業者の組織図と担
当技術者の顔写真   
三次下請け業者迄載っ
ている。
立入禁止の貼り紙
「立入禁止・釣り禁止」の
貼り紙が数メートル間隔
で貼られている。全て自
己責任ですよの宣言。
業者の看板
四つの建設会社がエリア
を分けて請け負っている。


繋がる海面
ケーソンの手前側にも海
水があるのがよく分かる
大津側の工事
大津側もここまでケーソ
ンが設置された。

走水側を見る
カーブしている中央部分
完成時の姿を彷彿とさせ
る。
横須賀新港から積み込み
あった、あった、ケーソンも割石もここ横須賀新港で
積み込まれて海路を行く。


平成16年7月14日撮影

ショベルカーの妙技
爪で操作 車体の横へ 持ち上げる 前に方向転換 ゆっくり進む
爪で引っかけ側面
で押して2枚の鉄
板を器用に重ねる
車体の横まで爪で
ずらせてきた..
2枚一緒によい
しょ!
そのままズーッと
前方に方向転換.
しなる鉄板のバラ
ンスを取りながら、
そろりそろり進む.

防水層植え込み部の下は、海水の侵入を防ぐために防水層が設けられる 潜水作業中
潜水作業
水面下の作業は大変だ。
埋設ケーブル 
 コンクリートの中に配管チューブが埋設
 されている
走り水側も工事が進む   ダンプの埋め立て




水平を出しながら適当な大きさの石を探してきて並べる根気のいる手作業だ.
手作業で石を敷く


平成16年7月15日撮影

木の植え付け

クレーン車を導入して大きな木が植えられた。カナリー椰子という実のならない椰子の木だそうだ。
6本の椰子



今回は市営プール横交差点付近に6本植えられた。環境試験的な意味合いもあるのだろう。          
大津側





大津側(海に向かって左側)は端までケーソンが設置された。


平成16年7月24日撮影

植木
椰子の木の間に何種類かの低木が
植えられた。いよいよ雰囲気が出て
きた。
耐塩性試験
  植栽耐塩性試験実施中
  馬堀地区環境共生検討調査
 港湾空間高度化環境研究センター
  「水など与えないで下さい」との注意
 があるが、どれもあまり勢いがない。
下は全て割石 臨時休憩所
コンクリート板の下にも割石が敷き
つめられている。
暑い、暑い!よしず張りの仮設休憩所
大きなクーラーボックスも見える。


平成16年7月29日撮影

電柱 ジャンクションボックス
新設された電柱 電柱と中継ボックス間の配管チューブ


平成16年8月18日撮影

高波を防ぐメカニズム
メカニズム1.ゆるやかな傾斜で波を弱める

2.ブロックで波をさえぎりスリットから吸収

3.ブロックで波をさえぎり表面から吸収

4.割石のすき間に海水が浸透

5.割石のすき間を流れて排水
A.堤脚部 海藻群落が生育し、魚の生育も期待できる場所です。被覆ブロックが形成する空間にも、ヨコエビ、ゴカイ類、又はそれらを捕食する稚魚や小型魚が棲みつくことでしょう。
B.平たん部 人口リーフであるこの天端部分には、普段はほとんど水没しているので海藻の生育に適しています。

C.直立護岸部 直立護岸の下部にはムラサキガイが、中部にはマガキさらに上部から上端にかけてはイワフジツボの付着。

モネの絵 クロード・モネの絵迄
出てきた。建設各社が
イメージ作りに懸命。
工事区間表示
入口の手摺り

中央入口の部分にステンレス製の
手摺りが設置された。
車椅子用のスロープも準備されて
いる。
クレーン車総動員




多くのクレーン車が出て工事に
拍車がかかる。なかなか壮観。
大津側←大津側も波消しブ
ロックの設置が進む。

  →横須賀新港に
  あったニュータイプ
  ブロック
ニュータイプブロック


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